WWDジャパン 編集委員 三浦 彰の砂漠のような東京…でも。

[ CULTURE ]

2009-06-10 16:43:13日 更新

軽食とアルコールのセット「APERITIVO DEL」の軽食は4皿を選べる。

軽食とアルコールのセット「APERITIVO DEL」の軽食は4皿を選べる。

店内の様子。

店内の様子。


 

 待ち合わせ場所が決まっているならともかく、銀座で待ち合わせというのは、結構難儀である。今更、4丁目交差点の和光のショーウィンドウ前とか銀座三越のライオンの前とかいうのは、ちょっと気恥ずかしい。裏通りの喫茶店を電話やメールで説明するのも面倒クサイ。そういう方に、オススメスポットが誕生した。説明は至極カンタン。「銀座中央通りに『フルラ』のブティックがあるでしょ?そう、教文館書店の隣。そこの地下に『フルラ カフェ』っていうのがあるんだけど、そこで7時にどう?」。これは分かりやすい。


 実は、このカフェは今年5月にリニューアルされたばかりで、午後4時から8時までBAR(バール)になっていて、アルコール類(ワイン750円、ビール980円など)が提供される。オヤジ族にとっては、いわゆる「ハッピー・アワー」というヤツである。特筆すべきは300円で供されるオツマミ類である。とにかくイタリア素材にこだわっている逸品揃いである。ご存知のように、イタリアを代表するレザーグッズブランドである「フルラ」は、ボローニャを本拠にしている。イタリアは「食の国」であるが、どの都市が「食の都」かということになると、これは様々な意見があるだろうが、まず名前が挙がるのは、このボローニャであろう。あのイタリア歌劇の代表的作曲家であるロッシーニが、37才で作曲家を引退し、後半生を美食家として暮らしたのが、ボローニャである。「スパゲティ・ボロネーゼ」があまりにも有名だが、「ロッシーニ風ステーキ」(フォアグラ、トリュッフたっぷりの牛フィレステーキ)で美食家としても名を残しているロッシーニだが、彼が死ぬほど好きだった詰め物タップリのボローニャ伝統のソーセージ「スピディーノ・ディ・モルタデッラ」はこの「フルラ カフェ」にも300円でおいてある。是非賞味して欲しい。たぶん、一皿では終わらず、お代わりすること受け合いだ。


 この店では「アペリティーヴォ・デル」として好みの小皿4皿とアルコール類1杯を1600円で提供するサービスも行なっている。待ち合わせの相手が来る前に、腹一杯で酔っ払わないように、御忠告しておく。



■店舗情報■

フルラ カフェ

所在地:東京都中央区銀座4-5-1 B1F

電話番号:03-3564-7570

営業時間:11:00~20:00(BAR:16:00~)

メニュー例:エスプレッソ500円、ワイン750円、ビール(ナストロ・アズーロ、モレッティ等)980円、軽食とアルコールのセット「APERITIVO DEL」1600円(16時~) すべて税込。

HP:http://www.furla.co.jp/cafe/

(文:WWDジャパン編集部 / 編集委員 三浦 彰)




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