一歩先行く「ランバン」で見つけたキッチュなアクセサリー

[ FASHION ]

2009-07-22 17:37:26日 更新

フィナーレに登場したルカ・オッセンドライバー(左)とアルベール・エルバス

フィナーレに登場したルカ・オッセンドライバー(左)とアルベール・エルバス

アダム君はセント・マーチン美術大学の学生さん。今季のチームメンバーとして6ヵ月間こなし、もうすぐインターンが修了するそう。「あとちょっとでみんなとお別れかと思うととても寂しい。でも学んだことはたくさん!本当にいい勉強になりました」とニッコリ

アダム君はセント・マーチン美術大学の学生さん。今季のチームメンバーとして6ヵ月間こなし、もうすぐインターンが修了するそう。「あとちょっとでみんなとお別れかと思うととても寂しい。でも学んだことはたくさん!本当にいい勉強になりました」とニッコリ

2010年春夏ミラノ・パリメンズコレクションサーキットから帰国しました。全体的に控えめな印象を受けたシーズンだったものの、どのデザイナーも新しい方向性を探っているようです。その中でも頭ひとつ飛び抜けた存在といえるのが、やはり「ランバン」のルカ・オッセンドライバーではないでしょうか。リラックスした着心地の良さの中に、品位と優雅さを備えたスタイルを提案する彼をなくして時代のトレンドは語れない、といってももはや過言ではありません。ルカが08年春夏から継続して打ち出してきたエアリーで軽やかなフォーマルウエアは今やメンズファッションの標準。今シーズンも数多くのメゾンが“軽さ”をキーワードに、薄手の素材同士のレイヤードや淡い色使いをベースとしたアイテムを多数取り揃えていました。

しかし当のルカはそれを尻目に、すでに次のステップへと踏み出していたようです。今回発表したのはいつもよりちょっぴりハードで、エッジの効いたコレクション。キラッと光るミラー状のイヤリングやネックレス、ブランドアイコンであるハイカットスニーカーをモチーフにしたカフリンクスなどの小物類もパワーアップしていました。特に目を引いたのは、マクラメ編みのアクセサリー。なんでも、アトリエに入った優秀なスタジエール(研修生)のアダム・トムソン君(24)がマクラメ編み手芸の達人だそうで、サンダルに施したストラップや、愛らしいゾウやウマのタイピンはすべて彼によるもの。遊び心とユーモアたっぷりの楽しいアクセサリーは、シックな装いを引き立ててくれること間違いなしです!

着る人のパーソナリティを尊重し、それを巧みに引き出してくれる「ランバン」からまたひとつ、新しい流れが発信された予感がします。“少し背伸びをしていた少年”はいつしかドレスアップを楽しむ大人になり、その様は06-07年秋冬のデビュー以来、成長して逞しくなったブランドに重ね合わされていたようにも見えました。

「ランバン」ほか各メゾンの詳しいラインアップをはじめ、今シーズンも一緒にミラノ・パリを駆け抜けてくれた祐真朋樹・編集長が撮影した新作コレクションやデザイナーインタビューなどが満載の「ファッションニュース メンズ」は9月16日発売です。時が経つのは本当に早いもので、おかげさまで2004年9月の創刊から5年目を迎え、11号目となる今回の見所は「祝!5周年」特集です。編集長と振り返るメンズファッションの20年間や各国のファッションジャーナリストたちへの突撃取材レポート、デザイナーたちからのお祝いメッセージなどなど、いつにも増して読み応えたっぷりの内容となっています。乞うご期待を!

(文:FashionNews編集部 / 安藤 紗羅)




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